【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響で延期された中国スーパーリーグ(CSL)2020シーズンの開幕は、北京で再び新規感染者が出たことでさらに遅れる可能性もあるのかもしれない。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
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中国では武漢を中心として大きく拡大した新型コロナウイルスの感染を抑え込むことに成功したとされていた。だが11日には北京で約2ヶ月ぶりとなる新規感染者が確認され、翌12日にも2人の感染者が出るなど、“第2波”の到来が懸念されている。
北京市は12日、小学校低学年の登校再開見送りや移動制限などの対応に加え、全てのスポーツイベントを当面休止とする決定も発表した。国内サッカーの再開にも影響することになるかもしれない。
2020シーズンCSLの開幕は当初2月に予定されていたが、ウイルス感染拡大により無期限延期。北京で再び感染者が出始めた影響により、7月下旬頃まで開幕が遅れるのではないかとの見方も伝えられている。
10月と11月にはワールドカップアジア予選が再開される見通しとなり、今後AFCチャンピオンズリーグ(AFC)の再開日程決定も見込まれることなどから、年内のスケジュールは厳しい。香港『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』などは先日、開幕がこれ以上遅れれば今季のCSLは開催されない可能性もある状況になってきたと報じていた。
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