【写真:Getty Images】
セルビアカップ決勝のパルチザン対レッドスター戦が現地時間10日に行われ、1-0の勝利を収めたパルチザンが決勝進出を果たした。この試合にはほぼ満員となる約2万5000人の観客が入場し、各国メディアから注目を集めている。
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新型コロナウイルスの影響により中断されていた国内リーグ・カップが続々と再開されている欧州だが、多くの国ではウイルス感染拡大防止のため無観客で試合を開催。観客の入場が認められる場合でも、社会的距離を確保するため大幅な入場制限が行われる場合が多い。
セルビアでも無観客でシーズンを再開したあと、先週末のリーグ戦では少人数の観客入場も認められていた。続いてカップ戦準決勝では一切の入場制限が行われず、熱狂的であることで知られる普段どおりのベオグラードダービーの雰囲気が実現している。
累計約1万2000人の新型コロナウイルス感染者が報告されているセルビアでは、現在も1日数十人程度の新規感染者が出ている状況。帰国したレアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチが外出制限に違反して逮捕されかけるなど、厳しいロックダウン(都市封鎖)が行われていたが、5月初旬からは解除されている。
宿敵を下してカップ戦決勝進出を決めたダービーマッチにはパルチザンのFW浅野拓磨も先発フル出場。24日の決勝ではヴォイヴォディナと対戦し、5連覇となる優勝を狙う。
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