1位:トップは間違いなくこの男
DF:フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表/リバプール)
生年月日:1991年7月8日(28歳)
市場価格:1億ユーロ(約120億円)
今季リーグ戦成績:29試合出場/4得点1アシスト
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センターバック能力値ランキングのトップに輝いたのは、オランダ代表のフィルジル・ファン・ダイクだ。昨季にリバプールのチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに貢献した男は、2019年のバロンドール投票でリオネル・メッシに次ぐ2位の得票数を集めるなど、誰もが認める現代最高のCB。ユルゲン・クロップ監督の下で圧倒的な強さを誇っているリバプールだが、その中でも際立った輝きを放つ存在である。
ファン・ダイクはまさに難攻不落な男である。身長193cm・体重92kgの体躯を活かした「フィジカル」の強さは圧巻で、攻守両面で活きる「空中戦」、相手を決して逃がさない「スピード」、カバーリングにポジショニングの良さなどDFとしての「IQ」のすべてが兼ね備わっている。対峙する選手からすると、ドリブルで抜き去るだけでも精一杯な存在と言えるだろう。「守備力」は「95」と別格の数値を記録することになった。
それでいて足元の技術力も十分高いのが、ファン・ダイクが世界最高たる所以。「パス」は長短問わず正確性抜群で、一気にゴールへ結びつくような決定的なボールを送ることも多々ある。相手の激しいプレスを難なく無力化するボールコントロール力も見事で、軽率なミスを犯すことが少ない点も非常に魅力的だ。また、過密日程においても好不調の波が大きくないなど「メンタル」の強さに、負傷離脱が少ないタフさも忘れてはならないポイントだ。
CBとしてほとんど完成形にあると言っても過言ではないファン・ダイク。能力値はもちろんのこと、ピッチ内におけるパフォーマンスレベルを考えても、この男をランキングトップに選出しない理由は見当たらないと言えるだろう。
【了】