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世界最高のセンターバックは誰だ! CB能力値ランキング1位~5位。難攻不落な男が断トツトップに!(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:クレバーなブラジル代表戦士

マルキーニョス
マルキーニョスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:マルキーニョス(ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1994年5月14日(26歳)
市場価格:6500万ユーロ(約78億円)
今季リーグ戦成績:19試合出場/3得点1アシスト


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 昨年行われたコパ・アメリカ2019で母国の優勝に大きく貢献するなど、ブラジル代表の新たな守備リーダーに名乗り出る26歳のセンターバック。バルセロナやレアル・マドリーといったクラブがラブコールを送る実力屈指の選手である。パリ・サンジェルマン(PSG)在籍は今季で7年目。同クラブでは本職のCB以外にアンカーも務めるなど、貴重な戦力としてトーマス・トゥヘル監督から絶大な信頼を寄せられている。

 マルキーニョスは身長183cm・体重75kgと、他のCBと比べると特別大柄なタイプではない。しかし、それを感じさせないパワフルな守備が非常に光る選手であり、「フィジカル」の強さはもちろんのこと、身体能力の高さを活かした「空中戦」の強さも抜群。飛び抜けてこそいないが、「スピード」もDFとしては十分なレベルにあり、相手に簡単に走り負けない点も魅力的と言える。

 そして、なんと言っても忘れてはならないのが「IQ」の高さ。危険なエリアを素早く消すカバーリングの上手さと正確さは世界でもトップレベルの域に達しており、ボールの行き先を瞬時に判断して繰り出すインターセプトの鋭さも抜群。ラインコントロールも見事と、まさに“クレバー”である。また、簡単に飛び込んでしまう場面が極めて少ないなど、ゴール前における安定感に関しても言うことなしだ。

 さらに、マルキーニョスは相手のプレスを的確にかわす「テクニック」もあり、「パス」の配給力も申し分ない。アンカー起用時にはこうしたあたりの上手さがとくに際立つ。26歳にしてすでに高い完成度を誇っていると言えるだろう。

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