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【写真:Getty Images】
レアンドロ・パレデス(パリ・サンジェルマン/今季成績:17試合0得点)
ロドリゴ・デパウル(ウディネーゼ/今季成績:23試合5得点)
ジオバニ・ロチェルソ(トッテナム/今季成績:19試合0得点)
昨年のコパ・アメリカの最初の2試合は、2ボランチで臨んだ。しかし、コロンビアに完敗、パラグアイに引き分けると、第3戦から中盤に3人を置く形に布陣を変えている。カタールとベネズエラに連勝、ブラジルには敗れたが、3位決定戦でチリに勝利して面目を保った。
逆三角形の中盤を構成するのであれば、レアンドロ・パラデスをアンカー、その前にロドリゴ・デパウルとジオバニ・ロチェルソを並べる形になるだろう。
パラデスは昨冬加入したパリ・サンジェルマンでレギュラーを務めたが、今季はベンチを温める試合も多い。それでもロシアのゼニトやセリエAのエンポリでの実績もあり、中盤のつなぎ役として代表では不動の存在となっている。
ウディネーゼでゲームキャプテンを務めることもあるデパウルは、昨シーズン9得点、今シーズンも3試合連続ゴールを決めている。代表ではまだゴールがないが、ドイツ戦ではポストに当たる強烈なミドルシュートを放っている。得点能力が高いデパウルは攻撃でアクセントをつけることができるだろう。
アクーニャをインサイドハーフで起用することもできるが、ロチェルソを推したい。今季からプレーするトッテナムでは序盤に負傷もあったが、後半戦は主力の1人として起用されている。チャンスメイクを担えるロチェルソがいることで、メッシがよりゴールに近い位置でプレーすることができるはずだ。
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