SB

ファン・フォイス（トッテナム／今季成績：24試合3得点）
ニコラス・タグリアフィコ（アヤックス／今季成績：4試合0得点）

　右サイドバックは22歳のファン・フォイスに期待したい。本職はセンターバックだったが、昨年のコパ・アメリカの決勝トーナメントでは右サイドバックとしてプレー。準決勝のブラジル戦ではマッチアップしたエヴェルトンを前半で交代に追い込んだ。

　在籍3年目を迎えたトッテナムではあまり出場機会を得られていないが、今後の代表を担う存在になるだろう。アルゼンチン代表の右サイドはリオネル・メッシがいる分、守備に追われる時間が長くなるという事情を抱えているが、守備面でフォイスは十分に貢献できるだろう。

　左サイドバックは中盤や一列前もこなせるマルコス・アクーニャもいるが、ニコラス・タグリアフィコが不動の存在といっていいだろう。27歳の武闘派サイドバックは昨季、アヤックスのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出に貢献。ロシアワールドカップと昨年のコパ・アメリカでも全試合に先発しており、アルゼンチン代表にも欠かせない存在となっている。