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浦和レッズ、経営状況を公表。新型コロナの影響で約20億円の減収と10億円前後の赤字を試算

text by 編集部 photo by 浦和レッズ

浦和レッズ
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 J1の浦和レッズが10日、経営状況を公表。年度経営計画の見直しを図った結果、約20億円の減収、10億円前後の赤字に転落する可能性もあり得るという。クラブの公式サイトで伝えられている。

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 新型コロナウイルスの影響でJリーグは中断を強いられ、各クラブの財政に打撃となっている。浦和は公式サイトで「おかげさまで昨年は、20億円を超える入場料収入がありましたが、今般、コロナ禍による大幅ダウンは避けられない状況を想定しております」と発表した。

 J1は7月4日からの再開が決定したが、当面の間は無観客で行うことになっている。7月10日から段階的に観客を動員すると村井満チェアマンは話しているが、今年の入場料の収入減は避けられない状況となっている。

 浦和の発表によると、年度経営計画の見直しを図った結果、「約20億円の減収、10億円前後の赤字に転落する可能性もあり得ると試算」しているという。またクラブは「今回の見直しした経営計画をベースとして、今後少しでも赤字を減らし、黒字に回復していくため、様々な施策を実行していく必要があります」としている。

 クラブの財政立て直しのために浦和は「シーズンチケット払い戻しにあたっての寄付受付、ギフティング、クラウドファンディング、ユニフォーム販売の再強化などを展開してまいります」と発表している。

【了】

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