【写真:Getty Images】
ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は、同クラブに所属する日本代表MF中島翔哉が引き続きチームを離れている状況であることを明確にした。クラブ公式ウェブサイトやポルトガルメディアが9日に伝えている。
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新型コロナウイルスの影響により中断されていたポルトガルリーグは先週末から再開されたが、中島は3日に行われた再開初戦のファマリカン戦を欠場。「彼の不在についてはクラブが最善の形で対処するだろう」とコンセイソン監督はコメントしていた。
続いてポルトは現地時間10日にFW前田大然の所属するマリティモと対戦する。試合前日の会見でコンセイソン監督は、「中島については先週も話した通り。改めて言うが、経営陣の問題だ。今のチームとは関係ない」とコメント。中島が前節に続いて欠場することを明らかにするとともに、単なる欠場にとどまらない問題に発展している状況であることを改めてうかがわせた。
中島はポルトが5月初旬にチームの全体練習を再開したあと、妻の体調不良を理由としてクラブの許可を得て自宅での個人トレーニングに戻ったと報じられていた。だが、その影響で単純にコンディション調整が遅れていることだけが欠場の理由ではないのかもしれない。
ポルトガル紙『ア・ボーラ』は、中島がチーム練習への復帰を「拒否」し、コンセイソン監督はその姿勢を問題視して対応をクラブに委ねたと伝えた。ポルトでの「中島の未来は全く分からない」と、今後が不透明な状況だという見方を示している。
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