【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのブレシアに所属するFWマリオ・バロテッリは、現地時間9日午前のチーム練習に参加するため練習場を訪れたが、入場を拒否されて帰宅することになったようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
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サッカー界きっての問題児として知られるバロテッリは今季加入したブレシアでも練習の無断欠席などでクラブとの関係が悪化。マッシモ・チェッリーノ会長の怒りを買い、今季限りでの退団が確実な状況になったと報じられていた。
今月5日には、クラブとバロテッリの双方合意により契約解除が決まったとの報道もあった。だがその後の報道ではクラブ側が一方的な契約解除を求めたとされており、いずれにしても正式な退団発表は行われていない。『コッリエレ・デッロ・スポルト』紙によれば、仲裁裁判所が契約解除についての裁定を下すことになるという。
バロテッリの側には退団の意思はないようで、9日午前の練習には開始20分前に姿を見せたと報じられている。しかし練習場に入場することを認められず、クラブ職員と話をしたあと立ち去ったとのことだ。
だが入場を認められなかったのは、クラブが契約解除を求めていることとは別の理由だという。バロテッリはここ最近の練習欠席は胃腸炎による体調不良が理由だと主張し、医師からの診断書を取っていた。練習復帰のためには回復の証明が必要だったが、バロテッリがクラブに証明書を送付したのは前日夜の“営業時間外”だったため、復帰に必要な保険手続きが間に合わなかったとされている。
【了】