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【写真:Getty Images】
ダビド・デヘア(マンチェスター・ユナイテッド/今季成績:29試合30失点)
ロシアワールドカップ後から指揮を執るルイス・エンリケは、19年3月に「個人的事情」で代表チームを離れている。エンリケは同年6月に正式に辞任し、アシスタントコーチを務めていたロベルト・モレノが監督代行から監督に昇格した。
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スペイン代表は無敗でEURO予選を通過している。エンリケは骨肉腫を患っていた愛娘に付き添っていたが、9歳だった娘は闘病生活の末に8月に亡くなった。そして、11月に行われた最終節のルーマニア戦の翌日、エンリケの監督復帰とモレノの解任が発表された。
イケル・カシージャスの後継者としてスペイン代表のゴールマウスを守ってきたダビド・デヘアは、監督交代によって立場が大きく変わっている。モレノが初めて采配を振るった3月のマルタ戦でデヘアはベンチに置かれ、ケパ・アリサバラガが起用されている。
EURO予選ではケパが6試合、デヘアが3試合に先発している。しかし、今シーズンのケパはフランク・ランパード監督からの信頼を失い、チェルシーの正GKの座を剥奪されている。デヘアも以前のような輝きを見せていないが、監督に復帰したエンリケはデヘアを選ぶ可能性が高いのではないだろうか。