【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのパルマを率いるロベルト・ダヴェルサ監督は、新型コロナウイルスに感染していたことが抗体検査で分かったと告白した。地元紙『パルマ・トゥデイ』が7日付でインタビューを伝えている。
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ダヴェルサ監督はウイルスによるセリエA中断前の最後の試合となった3月8日のSPAL戦の数日後に熱を出していた時期があり、おそらくその頃に感染していたことが推定されるという。
「重い症状ではなかったが、検査キットもなく、新型コロナウイルスに感染しているかどうかは確定できなかった。最近受けた抗体検査で初めて確認された。症状は軽いものだった。37度の熱はあったが、これくらいのことは毎年ある」とダヴェルサ監督は語っている。
「自分自身のことよりも、両親や家族への感染が怖かった」とダヴェルサ監督。夫人と子供たちは学校の休校後にパルマを離れたが、「一番怖かったのは高齢の両親のことだ。幸い大丈夫だった」と家族への感染がなかったことを報告している。
セリエAの監督が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになったのはここ数日で3人目。アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、チャンピオンズリーグのバレンシア戦で指揮を執った時に症状が出ていたと明かしたことでバレンシア側から問題視されている。フィオレンティーナのジュゼッペ・イアキーニ監督も感染が明らかにされた。
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