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代表 5年前

イタリア代表、歴代ストライカーの系譜。元Jリーグ戦士からクセ強めの重戦車FW、そして21世紀の悪童まで

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フランスW杯(1998)〜日韓W杯(2002)

クリスティアン・ヴィエリ
【写真:Getty Images】

クリスティアン・ヴィエリ
生年月日:1973年7月12日
個人成績(1998):5試合出場/5得点0アシスト
個人成績(2002):4試合出場/4得点0アシスト



 1990年代後半から2000年代前半のイタリアサッカーを語る上で欠かせない重戦車級のストライカーだ。1998年のフランスワールドカップは、1年だけプレーしたアトレティコ・マドリーでリーグ戦24試合出場24得点を記録して得点王に輝いた直後に参戦。もちろん絶好調で自身初のワールドカップでは5試合出場5得点という驚異的な成績を残した。

 インテルで全盛期を謳歌していた2002年には日韓ワールドカップで4試合出場4得点。こうして個人レベルではエースストライカーとしての期待に応えてきたが、フランス大会ではベスト8、日韓大会はベスト16とチームとしての結果が出なかった。

 2005/06シーズンはインテルからミランに移籍したが、フィリッポ・インザーギやアルベルト・ジラルディーノらとの競争に敗れ、半年でモナコへ。結局、初参戦のフランスリーグでも往年の輝きを取り戻すことはできず、3度目のワールドカップ出場は叶わなかった。

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