GK
【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは予選敗退の屈辱を味わったイタリア代表は、ロベルト・マンチーニ監督の下で新たなスタートを切った。18/19シーズンのネーションズリーグでは準決勝に進出できなかったが、EURO予選では10戦全勝で危なげなく本大会の出場権を獲得している。
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2018年に監督に就任したマンチーニは、セリエAで活躍する若い選手を積極的にA代表に抜擢。ネーションズリーグやEURO予選では選手の固定は最小限に抑えて、多くのポジションで競争を促している。
正GKは世代交代の旗頭でもある、ACミランのジャンルイジ・ドンナルンマになるだろう。ジャンルイジ・ブッフォンが去ったアッズーリ(イタリア代表)のゴールマウスを任され、21歳ながらクラブと代表での経験は十分。イタリア代表としては初のメジャー大会となるが、如何なくその実力を発揮してくれるだろう。
ドンナルンマの対抗馬となるのは、サルバトーレ・シリグ。昨シーズンは7位に入ったトリノの正GKとして、リーグ2位となる14回のクリーンシート(無失点)を達成。2010年から招集されているイタリア代表では長年控えに回ってきたが、今回のEURO予選ではちょうど半分の5試合に先発している。今季のトリノは不調にあえいでいるが、チームからの信頼は変らない。ドンナルンマが有事の際は安定したパフォーマンスでチームを救ってくれるはずだ。