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世界最高の左サイドバックは誰だ! LSB能力値ランキング6位~10位。長友佑都の元ライバルとは?(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は4月1日時点

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:プレミア屈指の左足

リュカ・ディーニュ
リュカ・ディーニュの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:リュカ・ディーニュ(フランス代表/エバートン)
生年月日:1993年7月20日(26歳)
市場価格:2800万ユーロ(約33.6億円)
今季リーグ戦成績:26試合出場/0得点5アシスト


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 リールでプロデビュー後、パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマ、バルセロナといった強豪クラブでプレー経験を積んだフランス代表レフティー。昨季より所属しているエバートンでは、同クラブの重鎮であるレイトン・べインズからレギュラーの座を奪取し、今やチームには欠かせない存在に。今季リーグ戦でもここまで26試合の出場で5アシストの成績を残しているなど、左サイドを大いに活性化させている。

 そんなリュカ・ディーニュは、「パス」の精度が非常に高い選手と言えるだろう。縦へ鋭く楔のボールを入れることが可能で、足下の「テクニック」にも長けているため、ボールを受けてから散らすまでのテンポが非常にスムーズ。サイドの位置から攻撃のリズムを作り出すことができるのだ。また、鋭くかつ正確なクロスは常に相手の脅威に。左足のキックはプレミアリーグでも屈指のものがあると言えるだろう。

 守備面では豊富な運動量を活かして前から果敢にプレスを仕掛けるなど、90分間サイドでの上下動を怠らないディーニュ。読みの鋭さとクイックネスも兼備しており、その能力を活かしたインターセプトの上手さも忘れてはならないポイントだ。また、身長178cm・体重74kgとサイドバックとしては十分なサイズを誇っており、「フィジカル」でも強みを発揮。「空中戦」こそあまり得意としていないが、ディフェンススキルも非常に高い選手と言えそうだ。

 世界最高峰のプレミアリーグで日進月歩の成長を続け、再び評価を高めつつあるディーニュ。今後もこの活躍を継続させていきたいところだ。

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