【写真:Getty Images】
4年前のマンチェスター・ユナイテッドに彗星のように突如現れたニュースター。マーカス・ラッシュフォードは18歳でのトップチームデビュー戦でいきなりの2ゴールを挙げてサッカー界にセンセーションを巻き起こした。
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ユナイテッドのU-19チームでは主将を務めてUEFAユースリーグで活躍し、2015年11月にはトップチームで初のベンチ入りを果たすなど、有望な若手選手として期待される存在ではあったラッシュフォード。とはいえ欧州の舞台での重要な一戦で先発デビューを飾り、チームを救う活躍をみせたのは大きな衝撃だった。
2016年2月25日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合でユナイテッドはデンマークのFCミッティランと対戦。1stレグでは1-2でまさかの敗戦を喫し、ホームで逆転を義務付けられた試合だった。
ラッシュフォードはベンチスタートの予定だったが、アントニー・マルシャルがウォームアップ中に負傷したことで急遽先発入り。その起用に応え、1-1で迎えた後半にトータルスコアを同点とする2点目と、逆転ゴールとなる3点目を叩き込んだ。最終的にユナイテッドは5-1の勝利で勝ち進む結果となった。
さらにこの3日後、ラッシュフォードはプレミアリーグデビュー戦となったアーセナル戦でも2ゴール1アシストの活躍。強烈なデビューを飾ったイングランドの超新星は、その後やや伸び悩みを感じさせる時期もあったが、今季は負傷離脱までに公式戦19得点を挙げるなどのパフォーマンスでユナイテッドのエースとして覚醒している。