リバプールのユルゲン・クロップ監督は、再開が見込まれる今季プレミアリーグで優勝を飾ったとすれば、来季途中に優勝パレードを開催することを提案している。ドイツ『スカイ』に語った。

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　リバプールが首位を独走してきた今季プレミアリーグは新型コロナウイルスの影響により中断。来週には再開が予定されており、リバプールは残り9試合のうち2勝を収めれば優勝を確定させることができる。

　リバプールにとっては30年ぶりとなる悲願のリーグ制覇が目前に迫っているが、試合は無観客で開催されるためサポーターと一緒にその瞬間を祝うことはできない。通常であればシーズン終了直後などに開催されるホームタウンでの優勝パレードも当然ながら開催不可能となる。

「ずっと夢に見ていたような形で祝うことができないのが残念なのはよく分かる。私も同じ気持ちだ。スタジアムで一人で祝って、それから普通に帰宅するというのは私の理想ではない」とクロップ監督は述べつつ、「今それを変えることはできない」と現状を受け入れようとしている。

「普通の生活に戻れる日はやってくるだろう。ワクチンが開発されるか、誰かが問題の解決法を見つけるか、感染率がゼロになるか。いつかその日は来る」とクロップ監督。「もしそれが、例えば来季の12節や13節だったとしたら、その時に祝いたい。まだトロフィーは手元にあるだろうし、バスに乗って町中を回ることもできるだろう」と来季途中のパレード開催の可能性に言及している。

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