【写真:Getty Images】
RBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得を逃したとみられるリバプールだが、地元紙『リバプール・エコー』は1月に加入した南野拓実がその“代役”となる可能性があるとして期待を示している。
【今シーズンの南野拓実はDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
今季のブンデスリーガですでに25得点を挙げるなどの活躍で高く評価されているヴェルナー。多くのビッグクラブからの関心が噂される中、リバプールも同選手の獲得を強く望んでいると言われてきたが、チェルシーへの移籍決定に迫りつつあるとここ数日報じられている。
クラブがヴェルナー獲得に向けて積極的な動きを見せなかったことに対し、リバプールサポーターからは怒りの声も上がっているという。だが『エコー』紙は、「リバプールはすでに今年レッドブルのクラブから高評価のFWを一人獲得している」と南野の存在を強調し、725万ポンド(約10億円)という格安の移籍金での賢い取引であったことも振り返っている。
新型コロナウイルスによる中断までに公式戦6試合に出場していた南野がまだリバプールで本格的な活躍を見せられていなかったことは確か。だが再開後には本領を発揮し、サポーターがヴェルナー獲得失敗により抱いている失望感を払しょくできる可能性もあるとして期待されている。
「中断は南野にとってプラスになるかもしれない」と『エコー』紙は予想。ロックダウンにより練習ができない期間もあったとはいえ、結果的にリバプール加入からの時間が長くなったことは、南野がチームに適応する上で好影響をもたらしたのではないかと述べている。
リバプールが公開したトレーニング動画の中でも、南野は期待を感じさせるプレーを見せたとして評価。巧みなフィニッシュでGKアドリアンからゴールを奪った場面などについて、「天才性が垣間見えた」「改めてクオリティーが示されている」と地元紙は記した。
【了】