【写真:Getty Images】
ドイツのフランクフルトに所属する長谷部誠は、ブンデスリーガにおけるアジア出身選手の最多出場記録を更新した。クラブやリーグの公式サイトやSNS、多くのドイツメディアなどが長谷部の記録に言及し賛辞を送っている。
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長谷部は現地時間6日に行われたブンデスリーガ第30節のマインツ戦に先発フル出場。ブンデスリーガでの通算出場数は309試合となり、前節の出場で並んでいた元韓国代表FWのチャ・ボムグン氏を上回った。
長谷部は2008年1月に浦和レッズからヴォルフスブルクへ移籍。ヴォルフスブルクでは6年間でリーグ戦135試合に出場し、2008/09シーズンにはリーグ優勝も達成した。続いて2013/14シーズンにはニュルンベルクで14試合出場。2014年からフランクフルトに所属し、これまで6シーズンで160試合に出場している。
フランクフルトはクラブ公式サイトで長谷部の記録達成を伝え、この日の試合でキャプテンを務めたことにも言及。ブンデスリーガも公式SNSで長谷部を祝福するとともに、公式サイトでも今節のデータ記事で記録に触れている。独紙『ビルト』など多くの現地メディアも長谷部の新記録を報道し、これまでの経歴などについて伝えている。
韓国でも複数メディアが長谷部の新記録達成を伝えた。自国のレジェンドの記録が更新されたことについて、「永遠に不滅の記録はない。いつかは別の誰かが塗り替えるものだ。ドイツではチャ・ボムグンが30年以上守っていた記録が破られた」と『朝鮮日報』は記している。
今年1月には36歳となった大ベテランだが、5月にはフランクフルトとの契約をもう1年間延長した長谷部。今後もさらに記録を伸ばしていくことが期待できそうだ。
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