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代表 4年前

ブラジル代表、歴代ボランチの系譜。Jリーグのレジェンドや世界一の守備職人も…王国の中盤を支配せし者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ブラジルW杯(2014)〜ロシアW杯(2018)

パウリーニョ ルイス・グスタヴォ フェルナンジーニョ
左からパウリーニョ、ルイス・グスタヴォ、フェルナンジーニョ【写真:Getty Images】



パウリーニョ
生年月日:1988年7月25日
個人成績(2014):6試合出場/0得点0アシスト
個人成績(2018):5試合出場/1得点0アシスト

コリンチャンス時代の2011年にブラジル代表デビューを果たし、2012年中頃から定着。そして2013年にはFIFAコンフェデレーションズカップ優勝メンバーの一員となった。

2014年のブラジルワールドカップでは、ドイツ代表に1-7で大敗を喫する屈辱も味わったが、ルイス・グスタヴォやフェルナンジーニョとともにブラジル代表の中盤を支えて準決勝進出に貢献する。しかし、この大会後にトッテナムで出場機会が激減し、ドゥンガ監督の信頼も得られず代表招集から遠ざかるようになる。

それでもブラジル代表が2016年のコパ・アメリカ・センテナリオでグループリーグ敗退に終わり、ドゥンガ監督が解任されると状況は一変。チッチ新監督からの信頼は厚く、中国の広州恒大所属ながら代表の主力に返り咲いた。

バルセロナ所属だった2018年のロシアワールドカップでは、ブラジルなどで“セグンド・ボランチ”と呼ばれる、より攻撃的なポジションで起用された。強靭なフィジカルと豊富な運動量を活かしたハードな守備のみならず、ゴール前に進出しての得点力も備える攻守にアグレッシブなボランチだ。

【次ページ】ルイス・グスタヴォ

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