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世界最高の右サイドバックは誰だ! RSB能力値ランキング16位~20位。ベッカム級の右足を持つ男とは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:ブラジル生まれのロシア人

マリオ・フェルナンデス
マリオ・フェルナンデスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:マリオ・フェルナンデス(ロシア代表/CSKAモスクワ)
生年月日:1990年9月19日(29歳)
市場価格:2400万ユーロ(約28.8億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/3得点2アシスト


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 ブラジルのサンパウロ州サンカエターノドスル出身で、2016年にロシア国籍を取得した29歳のDF。過去にはレアル・マドリー、ユベントス、バルセロナといった数多くのビッグクラブから注目を浴びた選手である。2018年に行われたロシアワールドカップでは主力としてチームを牽引。同国のベスト8入りに大きく貢献した。クラブは2012年からCSKAモスクワ一筋で、プレミアリーグ制覇など多くのタイトル獲得を経験している。

 そんなマリオ・フェルナンデスは、非常に攻撃意識の高い選手である。身長187cm・体重79kgの体躯を誇りながら、一定以上の「スピード」を装備しており、味方を追い越す動きなどは迫力満点。そこから繰り出されるクロスなども精度抜群で、場合によっては自らシュートまで持ち込むなど決定的な仕事を果たすことも少なくない。また、エアバトルにも強くセットプレー時にはターゲットとなることもある。

 先述した通り大柄なフェルナンデスは、当然ながら「フィジカル」の強さも兼備。ドリブラータイプとのマッチアップを苦手としている印象が強いが、単純なぶつかり合いでは簡単に負けることがない選手と言える。また、運動量が豊富で90分間サイドで上下動を繰り返すことも可能。やや軽率な対応を見せることもあるが、攻守両面におけるアグレッシブさは申し分ないと言えるだろう。

 ネームバリュー的には他の並み居るプレイヤーに劣るが、過去にビッグクラブから注目を集めたサイドバックとしてのその能力に疑いの余地はない。堂々のランクインと言ってもいいのではないか。

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