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世界最高の右サイドバックは誰だ! RSB能力値ランキング16位~20位。ベッカム級の右足を持つ男とは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:レバークーゼンのベテラン

ラース・ベンダー
ラース・ベンダーの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:ラース・ベンダー(元ドイツ代表/レバークーゼン)
生年月日:1989年4月27日(31歳)
市場価格:700万ユーロ(約8.4億円)
今季リーグ戦成績:17試合出場/2得点1アシスト


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 今季でレバークーゼン在籍11年目を迎えた31歳のベテラン。同クラブではキャプテンも務めるなど、ピッチ内外で頼りとなる存在だ。もともとは中盤底を本職としていた同選手だが、昨季終盤戦より右サイドバックでのプレーが本格化。今季は主戦場が完全に同ポジションへ移っており、ここまでリーグ戦17試合中、実に12試合をサイドバックとしてプレーしている(4月1日時点)。31歳にして新たな可能性を切り拓いていると言えるだろう。

 ラース・ベンダーは非常に「守備力」の高い選手だ。身長185cm・体重78kgという恵まれた体躯を活かした「フィジカル」の強さは申し分なく、ボールホルダーに対してハードなディフェンスを行って無力化することが可能。ポジショニングの良さも光り、ハイボールの処理に長けるなど「空中戦」でも十分に勝負できる。派手さは欠けるが、守備面における堅実さは抜群と言えるだろう。

 また、攻撃面では大胆な攻め上がりで前線に厚みをもたらす。先述した通りもともと中盤を本職としていたベンダーは、視野の広さが申し分なく「パス」の安定感もピカイチ。大きなミスが比較的少ない選手であり、チームのビルドアップにおいて落ち着きをもたらすことも可能としている。キャプテンに相応しい「メンタル」の強さも、忘れてはならないポイントと言えるだろう。

 一方で「スピード」は数値が大きく低下。快速自慢の選手とマッチアップするとどうしても後手に回ってしまうことが少なくない。さらに、負傷離脱の多さも大きなマイナス評価となっている。

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