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日本代表 4年前

日本代表ゴールキーパーの系譜。好守に顔面骨折…3人のGKが繰り広げた壮絶なポジション争いの一部始終

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツW杯

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ブラジル戦の先発メンバー

監督:ジーコ
戦績:グループステージ敗退

背番号23:川口能活(ジュビロ磐田)
生年月日:1975年8月15日(30歳)
個人成績:3試合出場/7失点

 楢崎正剛はジーコジャパンでも正GKを務め、2003年の東アジアカップ3試合すべてを無失点に抑えて最優秀GKに輝いた。しかし、04年のアジアカップでは楢崎が負傷で控えに回ると、代役を務めた川口能活が活躍。準々決勝のヨルダン戦では神がかり的なPKセーブを連発し、日本代表の優勝に貢献した。

 デンマークのノアシェランで定位置を確保できなかった川口は、05年4月にジュビロ磐田に移籍した。磐田でトップフォームを取り戻し、ジーコジャパンの正GKとしてドイツワールドカップに臨んでいる。

 日本代表は初戦のオーストラリア戦で先制点を奪ったが、10分足らずで3失点を喫して逆転負け。第2戦では前半のPKを川口が見事な反応で弾き出して窮地を救い、クロアチアを無失点に抑えたが、スコアレスで90分を終えた。

 わずかな望みを懸けて戦ったブラジル戦は玉田圭司のゴールで先制に成功するも、そこから4失点を喫して力の差を見せつけられた。日本代表は2試合で先制しながら勝てず、後半だけで6失点を喫している。大会7失点は1試合平均では日本代表史上最も多い数字だった。

●ブラジル戦の先発メンバー

▽GK
川口能活

▽DF
加地亮
坪井慶介
中澤佑二
三都主アレサンドロ

▽MF
中村俊輔
中田英寿
稲本潤一
小笠原満男

▽FW
巻誠一郎
玉田圭司

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