8月頃に開催が見込まれる今季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の終盤戦の試合では、スタジアム収容人数の3割程度の観客入場が認められる可能性もあるのかもしれない。アルバニアサッカー連盟のアルマンド・ドゥーカ会長がイタリアのラジオに語ったコメントを伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

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　新型コロナウイルスの影響により中断されていた欧州各国の国内リーグは、打ち切りとなったフランスなど数ヶ国以外では徐々に再開されつつある。CLやヨーロッパリーグ（EL）は各国リーグの終了後に再開される形となりそうだ。

「6月17日の会合で、今季と来季のCLについて様々な決断を下すことになる」と欧州サッカー連盟（UEFA）実行委員も務めるドゥーカ会長はコメント。今季CLの再開の形については「一発勝負や、準決勝と決勝をイスタンブールで開催するなど、いくつかの案がある。いずれにしても最終決定は17日まで待たねばならない」と語った。

　試合を開催できることが決まったとすれば、次のステップは観客の入場となる。現時点で再開されているリーグや今後再開されるリーグの多くは無観客試合だが、セルビアやハンガリーなど、わずかな人数の観客入場がすでに認められている例もある。

「各国が許可するのであれば、欧州カップでも人数を制限した上でスタジアムに観客を入れられることを願いたい。CLでは30％の収容人数でスタジアムを開けられるかもしれない」とドゥーカ会長は見通しを示した。決勝の開催が予定されるイスタンブールのスタジアムは収容人数約7万5000人であり、30％であれば2万2000人程度ということになる。

【了】