【写真:Getty Images】
アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルは、個人スポンサーであるアディダス社との巨額の契約を失うことになるとみられている。独紙『ビルト』が3日に伝えた。
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エジルはレアル・マドリードに所属していた2013年にアディダスとのスポンサー契約を締結。それ以前のスポンサーであったナイキ社から乗り換えた契約により総額2200万ポンド(約30億円)前後の報酬を得たとされている。
だがその契約は今年夏で満了となり、アディダスはエジルに契約延長を提示しない見通しだと報じられている。その大きな要因は、近年のエジルの「パブリックイメージの低下」だという。
トルコにルーツを持つエジルは、独裁的指導者だとされるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との交流がたびたび問題視されてきた。他にも中国批判のツイートが騒動を引き起こしたことや、新型コロナウイルスによる危機的状況下での給与カットを拒否したと報じられたことなど、ピッチ外でのトラブルが相次いでいる。
エジルのイメージの問題に加え、ウイルス危機によるアディダス側の経費削減も契約打ち切りの一因だとみられている。アーセナルからも週給35万ポンド(約4800万円)という高額報酬を得ているエジルだが、収入の一部を失うことになるのだろうか。
【了】