南アフリカワールドカップ(2010)
左からルシオ、フアン【写真:Getty Images】
フアン(ローマ)
生年月日:1979年2月1日(当時31歳)
個人成績:5試合出場/1得点0アシスト
ローマ時代は負傷を繰り返していたが、ドゥンガ監督からの信頼は厚く、ブラジル代表ではレギュラーとして重用されていた。2009年のFIFAコンフェデレーションズカップにもルシオとコンビを組んで出場したが、グループリーグ第3戦のイタリア代表戦で肉離れを起こして戦線離脱。ブラジル代表の優勝時にピッチに立つことはできなかった。
2大会連続でルシオとコンビを組んだ南アフリカワールドカップでは、グループリーグ初戦から準々決勝のオランダ代表戦まで全5試合に先発フル出場。ラウンド16のチリ代表戦ではコーナーキックに頭で合わせて先制ゴールを奪った。
自身2度目のワールドカップを最後にブラジル代表からは退いたが、2012年夏までローマでプレーを続け、母国に戻ってからも長く現役を続けた。40歳だった2019年4月、プロデビューを果たしたクラブでもあるフラメンゴで惜しまれつつ引退した。
【次ページ】ルシオ