ブラジルW杯
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コートジボワール戦の先発メンバー
監督:アルベルト・ザッケローニ
戦績:グループステージ敗退
背番号6:森重真人(FC東京)
生年月日:1987年5月21日(27歳)
個人成績:1試合出場/0得点0アシスト
森重真人は高校卒業後に加入した大分トリニータで、シャムスカ監督によって中盤からDFにコンバートされている。世代別の代表ではベンチを温める機会が多かったが、プロ3年目の08年に大分で定位置を確保すると、U-23日本代表にも選ばれた。この年の北京五輪のメンバーにも滑り込み、3試合すべてにフル出場している。
10年に移籍したFC東京でディフェンスリーダーに成長し、13年にはキャプテンに就任している。同年7月のEAFF東アジアカップで代表デビューを飾ると、この大会のパフォーマンスをきっかけに森重は代表に定着。この年はJリーグベストイレブンにも選ばれるなど、大きな飛躍を遂げたシーズンとなった。
当時の日本代表は吉田麻也と今野泰幸がセンターバックのファーストチョイスだった。しかし、2月のニュージーランド戦では初ゴールをマークした森重は、ワールドカップイヤーは4試合中3試合で先発の機会を掴んで、ブラジルワールドカップに臨んだ。
森重が先発メンバーに名を連ねた初戦のコートジボワール戦、日本代表は本田圭佑のゴールで先制に成功した。しかし、1点を追う相手はセルジュ・オーリエがクロスを上げると、森重のマークを剥がしたウィルフリード・ボニーが頭で合わせて同点に追いつかれる。さらにニアサイドでフリーになったジェルビーニョにヘディングシュートを決められて失点。ゴール前で一瞬の隙を見せた日本代表は逆転負けを喫した。
第2戦からは森重に代わって今野が起用された。日本代表はギリシャに引き分けて勝ち点1を掴んだが、第3戦でコロンビアに完敗。第2戦以降は森重に出番が回ってくることなく、日本代表はグループステージ敗退が決まっている。
ハビエル・アギーレ監督とヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下ではレギュラーとして起用され、15年のEAFF東アジアカップではキャプテンマークを巻いて3試合すべてにフル出場している。ワールドカップ予選でも吉田とともに最終ラインでプレーしたが、17年6月に代表から漏れると、7月に左腓骨筋腱を脱臼して年内の公式戦を全休。18年3月に代表に復帰したが出場機会はなく、ロシアワールドカップのメンバー入りは叶わなかった。
●コートジボワール戦の先発メンバー
▽GK
川島永嗣
▽DF
内田篤人
森重真人
吉田麻也
長友佑都
▽MF
山口蛍
長谷部誠
岡崎慎司
本田圭佑
香川真司
▽FW
大迫勇也