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アルゼンチン代表GKが異例の契約条項明かす。「もしメッシが母国へ移籍したら…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ナウエル・グスマン
【写真:Getty Images】

 メキシコのティグレスに所属するアルゼンチン代表GKナウエル・グスマンは、バルセロナの同国代表FWリオネル・メッシに関連する異例の契約条項を設定していることを明かした。アルゼンチン『TyCスポーツ』が29日にインタビューを伝えている。

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 現在34歳のグスマンはアルゼンチンのニューウェルズ・オールドボーイズで下部組織からトップチームにデビュー。2014年からティグレスでプレーし、アルゼンチン代表として2015年、2016年のコパ・アメリカや2018年ワールドカップにもメンバー入りしている。

 そのグスマンとティグレスとの契約には、ある条件が満たされれば契約の途中でも古巣ニューウェルスに復帰できるという契約条項が設けられているという。メッシがニューウェルズへ移籍した場合というのがその条件だ。

「(ティグレスに)提案したら受け入れてもらえた。契約が残っていてもニューウェルズへ戻らせてもらえる唯一の条件は、メッシが戻ってきた場合だ」とグスマンはコメント。メッシと同じチームでプレーするチャンスが出てきた場合には逃さないための契約条項のようだ。

 メッシは13歳の時スペインへ渡ってバルセロナに加入するまでニューウェルズの下部組織に所属。キャリアの最後までバルセロナでプレーすることを望む一方で、ニューウェルズに戻りたいという思いを口にすることもある。

 だが、実際にメッシがアルゼンチンへ復帰するのが容易ではないことはグスマンも理解しているようだ。「メッシがそう望んでくれれば嬉しいが、想像するのは難しい。それぞれ家族の状況もあるし、危険に晒されるという問題もあると思う」と述べている。

【了】

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