【写真:Getty Images】
スペイン2部のレアル・サラゴサに所属するMF香川真司の去就が不透明だと、スペイン『マルカ』が現地時間29日に伝えた。
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香川は昨年夏にサラゴサの一員となった。『マルカ』は、「大きな期待が寄せられたが、現時点では満たされていない。契約はあと1年あるが、彼の将来は宙ぶらりんだ」と記している。
チーム内のライバルが活躍する一方で、香川は「これまでのところ決定的な選手ではない」と同紙。高額年俸を受け取っていることからも、今季でチームを離れる可能性があるとみている。
ただし、『マルカ』は香川のポジティブな面も指摘した。「日本人選手は諦めておらず、自粛期間中も懸命にトレーニングに励んだ。前向きな姿勢でスペインで成功するという意欲を持っている」と伝えた。
また、2020年で香川が特に輝いた試合が、レアル・マドリードとマジョルカのゲームだったとした。カップ戦での格上挑戦で活躍したのは、2部の方がスペースが限られるからだという指摘。この指摘が正しければ、1部昇格の暁にはよりサラゴサで重要な選手になれるかもしれない。
サラゴサはリーグ中断時点で2部の2位。残り11試合で活躍すれば、サラゴサでのキャリア継続も、スペイン1部でのプレーにも希望が持てるかもしれない。
【了】