【写真:Getty Images】
ブレシアに所属する29歳の元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの退団が決定的となった。同クラブのマッシモ・チェッリーノ会長が同選手の退団を示唆したと、27日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
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マルセイユを退団後、無所属となったバロテッリは2019年8月にブレシアへ加入。今季は公式戦19試合に出場し5得点決めている。ブレシアとの契約期間は2022年6月まで残っているが、ブレシアの2部降格が決まった場合は自動的に契約が解除される条件となっていた。しかし、その条件とは関係なく、練習遅刻やスピード違反など度重なる問題行動にチェッリーノ会長はうんざりしている様子を見せている。最近では練習を無断欠席したとの報道もあった。
チェッリーノ会長はバロテッリについて「彼は奇妙な若者だ、彼はもはや、私たちとの心を持っていない、そして、私は彼が退団することを当然のように思っている」とし、「私たちはメディアを騒がす選手としてバロテッリと契約したのではなく、彼がピッチで重要な貢献をしてくれると本当に信じて契約した。私は彼のことが好きなので、ブレシアで自分のために何か新しいものを作ることができると思っていたんだ。しかし、私たちは彼に失望している」とコメント。
また、「セリエBに降格した場合、彼の契約は自動的に無効になるので、私たちのチームの状況を考慮すれば、彼がフリーエージェントになる可能性は高い」と退団の可能性を示唆した。なお、ブレシアは第26節が終了した時点で降格圏内の最下位に沈んでいる。
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