13位:ペップシティのリンクマン
MF:イルカイ・ギュンドアン(ドイツ代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1990年10月24日(29歳)
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:25試合出場/2得点1アシスト
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ボルシア・ドルトムントでブンデスリーガ制覇の立役者となるなど活躍し、世界中にその名を轟かせたドイツ代表戦士。2016年より所属しているマンチェスター・シティでも貴重な戦力としてプレーしている実力屈指の選手だ。同クラブではインサイドハーフとして使われることが多いドイツ人MFだが、今季はフェルナンジーニョのCB起用が増えた影響でアンカーでのプレーが例年よりも増加。そのため、今回は守備的MF部門での選出となった。
日本代表MFの香川真司と仲が良いことでも知られるイルカイ・ギュンドアン。そんな同選手はまさに“リンクマン”だ。最終ラインからボールを引き出しては見事なターンで前を向き、繊細な「パス」で攻撃陣の良さを引き出すことが可能。相手の背後を突く選手の動きを無駄にはしない浮き球のスルーパスなども絶品だ。また、ボールを的確に操る「テクニック」の高さも兼備。軽率なミスを犯すことが少なく、ボールの預け所としての安心感がある選手だ。
そして、特にインサイドハーフで出場した際には、果敢な前線への飛び出しも多く見られ、相手の隙があると見れば「ドリブル」で嫌なスペースを突くことも。中盤の低い位置のみならずゴール前でも確かな存在感を放つことができる選手と言えるだろう。また、得点力自体は決して高くないが、ミドルシュートのパンチ力は抜群。フリーキックのキッカーとしても優秀と、多彩な武器を持っている存在でもある。
一方で「フィジカル」はやや数値が低下。大きなウィークポイントとなっているわけではないが、球際の競り合いで後手に回ることも少なくない。さらに「スピード」と「空中戦」も低評価となっている。