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日本代表 4年前

日本代表、背番号3の系譜。松田直樹、駒野友一、昌子源…W杯で最終ラインを支えたディフェンダー

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツW杯

0501daihyo2006
オーストラリア戦の先発メンバー

監督:ジーコ
戦績:グループステージ敗退

背番号3:駒野友一(サンフレッチェ広島)
生年月日:1981年7月25日(24歳)
個人成績:1試合出場/0得点1アシスト

 2000年、サンフレッチェ広島ユースから正式に昇格した駒野友一は、1年目からサイドバックとして活躍した。03年には左膝前十字靭帯を断裂し、直後にエコノミークラス症候群を発症。U-23日本代表として出場したアテネ五輪ではガーナ戦でタックルを受けて左鎖骨を骨折、翌月にはぶどう膜炎を発症するなど、度重なる怪我や病気に見舞われながらも、駒野はカムバックを果たしている。

 05年は開幕から10試合で6アシストを記録すると、7月の東アジア選手権に臨む日本代表に初めて招集された。そのまま代表定着を果たした駒野は、ドイツワールドカップのメンバーにも選ばれている。アテネ五輪世代としては唯一の選出だった(後日、茂庭照幸が追加招集されている)。

 迎えたオーストラリアとの初戦、負傷の加地亮に代わって背番号3をつけた駒野は3-4-1-2の右ウイングバックとして先発している。26分、右サイドの駒野からパスを受けた中村俊輔がクロスを上げると、ボールはそのままゴールネットを揺らした。

 ラッキーな形から先制に成功した日本代表だったが、終盤に3失点を喫して初戦を落とした。クロアチア戦とブラジル戦では布陣を4-4-2へ変更し、右サイドバックには怪我から復帰した加地亮が起用された。駒野に出番はなく、日本代表はグループステージ1分2敗で大会を後にしている。

●オーストラリア戦の先発メンバー

▽GK
川口能活

▽DF
坪井慶介
宮本恒靖
中澤佑二

▽MF
駒野友一
中田英寿
福西崇史
三都主アレサンドロ
中村俊輔

▽FW
柳沢敦
高原直泰

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