【写真:Getty Images】
ブラジル女子代表や日本の東京ヴェルディなどで監督を務めたバドン(本名オズワウド・フメイロ・アウバレス)氏が25日に63歳で死去した。ブラジルサッカー連盟(CBF)や東京Vなどが発表を行っている。
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ブラジルメディアによれば、バドン氏は肝臓がんのため2020年初頭から闘病生活を送っていたとのこと。病状が悪化し、先週からサンパウロ市内の病院に入院していたと報じられている。
バドン氏は2005年8月、オズワルド・アルディレス監督を解任した東京Vの監督に就任。低迷していたチームを救うことはできず、J2降格でシーズンを終えたあと解任される結果となった。
指導者としてのキャリアは40年近くに及び、ブラジル国内ではコリンチャンス、サンパウロ、アトレチコ・パラナエンセなど有力クラブも含めた数多くのクラブの監督を歴任。州選手権優勝などいくつかのタイトルも獲得した。若手時代のリバウドやカカーなどを指導したことも知られている。
2014~2016年と2017~2019年には2度にわたってブラジル女子代表の監督を務め、2014年と2018年の南米選手権で優勝。2016年には自国開催のリオデジャネイロ五輪で4位の成績を残した。
【了】