ブラジルW杯
コートジボワール戦の先発メンバー
監督:アルベルト・ザッケローニ
戦績:グループステージ敗退
背番号2:内田篤人(シャルケ)
生年月日:1988年3月27日(26歳)
個人成績:3試合出場/0得点0アシスト
清水東高校から鹿島アントラーズに加入した内田篤人は、1年目から右サイドバックに定着した。07年4月にA代表候補合宿に選ばれると、プロ3年目の翌年1月に代表デビューを果たしている。それ以降は岡田ジャパンの右サイドバックに定着した。
南アフリカワールドカップメンバーにも選出されたが、直前の戦術変更で駒野友一が右サイドバックに抜擢され、内田は本大会で出場することができなかった。それでも、大会後にドイツの強豪シャルケに完全移籍してレギュラーの座を掴むと、UEFAチャンピオンズリーグベスト4進出に貢献。ブンデスリーガでは12/13シーズンのベストイレブンに選出されている。
アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表でも欠かせない存在となり、11年のアジアカップ優勝に貢献した。しかし、14年2月のハノーファー戦で右足を負傷してしまう。奇しくもこの試合は酒井宏樹との日本代表右サイドバック対決(酒井宏樹は出場せず)で、元日本代表監督の岡田武史がこの試合をスタジアムで観戦していた。
シャルケ側は手術が必要と判断したが、4か月後に控えるワールドカップに間に合わせたい内田は手術回避を決断する。シャルケでの残りシーズンは全休したが、ワールドカップメンバーには選出。5月27日のキプロス戦で復帰を果たしている。
怪我明けにもかかわらず、内田はグループステージ3試合すべてにフル出場した。しかし、コートジボワールとの初戦を落とした日本代表は、1人少ないギリシャから得点を奪えずに引き分け。コロンビアには4失点を喫してグループステージ敗退となっている。
●コートジボワール戦の先発メンバー
▽GK
川島永嗣
▽DF
内田篤人
森重真人
吉田麻也
長友佑都
▽MF
山口蛍
長谷部誠
岡崎慎司
本田圭佑
香川真司
▽FW
大迫勇也