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日本代表 5年前

日本代表、背番号2の系譜。内田篤人に阿部勇樹…W杯でキーマンとなった選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

南アフリカW杯

0501daihyo2010
パラグアイ戦の先発メンバー

監督:岡田武史
戦績:ベスト16

背番号2:阿部勇樹(浦和レッズ)
生年月日:1981年9月6日(28歳)
個人成績:4試合出場/0得点0アシスト

 ジェフユナイテッド市原の下部組織に所属していた阿部勇樹は16歳でJリーグデビューを果たし、主力選手として活躍。ボランチを本職としていたが、複数のポジションをこなせるユーティリティプレーヤーとしてアテネ五輪世代の中心選手となった。

 05年1月にA代表デビューを飾ったが、黄金世代の厚い壁に阻まれる形でドイツワールドカップから落選。それでも、恩師イビチャ・オシムが監督に就任した日本代表では欠かせない存在となった。07年には浦和レッズに移籍してAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献、FIFAクラブワールドカップでは浦和の3位入賞に貢献している。

 病に倒れたオシム監督に代わって登板した岡田武史監督の下で、阿部はワールドカップメンバーに選出された。中澤佑二、田中マルクス闘莉王に次ぐセンターバックの控えとみられていたが、岡田監督は大会直前の不振を受けて4-1-4-1の守備的な布陣を採用。阿部はアンカーで起用された。

 阿部はグループステージ3試合にフル出場して、2大会ぶりの決勝トーナメント進出に貢献した。パラグアイとのラウンド16にも先発したが、0-0のまま迎えた81分に中村憲剛に代わってベンチに退いている。PK戦にもつれ込んだ試合はアテネ五輪のチームメイトでもある駒野友一がPKを外し、惜しくもベスト8の舞台には届かなかった。

●パラグアイ戦の先発メンバー

▽GK
川島永嗣

▽DF
駒野友一
中澤佑二
田中マルクス闘莉王
長友佑都

▽MF
阿部勇樹
松井大輔
長谷部誠
遠藤保仁
大久保嘉人

▽FW
本田圭佑

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