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世界最高の中盤は誰だ! セントラルMF能力値ランキング16位~20位。名門の新たな逸材、古巣に嫌われた男とは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:ドイツ王者の大型MF

レオン・ゴレツカ
レオン・ゴレツカの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:レオン・ゴレツカ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年2月6日(25歳)
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:15試合出場/3得点5アシスト


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 ボーフムやシャルケで活躍し、2014年のリオデジャネイロオリンピックではドイツ代表の銀メダル獲得に貢献した25歳のMF。2018年1月より加入しているバイエルン・ミュンヘンでもコンスタントに出場機会を得ている、実力屈指の選手である。ちなみに古巣・シャルケとの関係は最悪。宿敵へのシーズン途中での移籍を決断し、さらに移籍金が発生しなかったことでサポーターはもちろん、クレメンス・テンニース会長も「もはやシャルケのユニフォームを着るべきでない」と激怒していた。

 そんなレオン・ゴレツカだが、非常に優れた能力の持ち主であることに疑いの余地はない。特筆すべきは「テクニック」の高さ。身長189cmを誇る同選手は、その長い足を活かしたキープ力に長け、簡単にボールを奪われることがない。相手の鋭いプレッシャーを落ち着いてかわすボールタッチの柔らかさもある。また、力強い「ドリブル」も特徴的で、攻撃のリズムを生み出す「パス」の安定感もピカイチ。様々な局面で存在感を放つことができると言える。

 もちろん守備面での活躍も見逃せないポイント。先述した通り身長189cmと大柄なゴレツカは「フィジカル」の強さがあり、「空中戦」でも簡単に負けることがない。長い足を活かしたボール奪取の上手さがあり運動量も豊富と、多種多様な武器で相手選手を無力化できる。中盤はもちろん、センターバックやサイドバックでもプレー可能というユーティリティー性も、同選手が高く評価される理由と言えるだろう。

 飛び抜けた数値こそ叩き出せていないが、大柄かつ技巧派なゴレツカはすべての項目において平均値以上を記録している。非常に穴の少ない選手であると言え、CMFランキングのトップ20入りも妥当と言える結果になった。

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