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日本代表 5年前

日本代表、背番号1の系譜。川口能活と楢崎正剛の長きにわたるポジション争い、W杯で出場したのは1人のみ

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ブラジルW杯

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コートジボワール戦の先発メンバー

監督:アルベルト・ザッケローニ
戦績:グループステージ敗退

背番号1:川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
生年月日:1983年3月20日(31歳)
個人成績:3試合出場/6失点

 名古屋グランパスでは楢崎からポジションを奪うことはできなかったが、07年に移籍した川島は川崎フロンターレで定位置を掴むと、日本代表に初招集される。リーグ戦全34試合にフル出場してJリーグ優秀選手賞を受賞し、翌年2月の東アジア選手権で代表デビュー。川崎では3シーズン連続でフル出場し、09年にはベストイレブンに選出された。

 南アフリカワールドカップ直前に正GKに抜擢されて、本大会では4試合すべてに出場し、大会後にベルギーのリールセに完全移籍している。日本代表でも正GKに定着し、11年のアジアカップではPK戦にもつれた準決勝・韓国戦で2本のPKをストップするなど活躍を見せ、日本代表の優勝に貢献した。

 2012年夏に移籍したスタンダール・リエージュでも正GKを務め、14年のブラジルワールドカップにも順当に名を連ねた。川島は3試合すべてに先発したが、日本代表は1分2敗でグループステージ敗退となった。これまで本大会で小島伸幸、楢崎正剛、川口能活が1番をつけてきたが、川島が本大会で1番をつけて出場した初めての選手となった。

●コートジボワール戦の先発メンバー

▽GK
川島永嗣

▽DF
内田篤人
森重真人
吉田麻也
長友佑都

▽MF
山口蛍
長谷部誠
岡崎慎司
本田圭佑
香川真司

▽FW
大迫勇也


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