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日本代表 5年前

日本代表、背番号1の系譜。川口能活と楢崎正剛の長きにわたるポジション争い、W杯で出場したのは1人のみ

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツW杯

0501daihyo2006
オーストラリア戦の先発メンバー

監督:ジーコ
戦績:グループステージ敗退

背番号1:楢崎正剛(名古屋グランパス)
生年月日:1976年4月15日(30歳)
個人成績:0試合出場/0失点

 横浜フリューゲルスで1年目からレギュラーを掴んだ楢崎は、96年に日本代表に初めて選ばれ、同年のJリーグベストイレブンにも選出された。98年のフランスワールドカップで出場機会がなかったが、フランス大会後に就任したフィリップ・トルシエ監督の下で出場機会を増やしていった。

 背番号12をつけて4試合すべてに出場した日韓ワールドカップでは、日本代表初の決勝トーナメント進出に貢献した。ジーコジャパンでも正GKを務めていたが、負傷のため控えに回った04年のアジアカップで、川口が神がかり的なPKセーブを連発してチームを優勝に導いたことで、楢崎は正GKの座を明け渡した。

 両者はともに2年後のドイツワールドカップに選ばれたが、本大会の正GKは川口が務めた。第2戦のクロアチア戦で川口はPKをストップして引き分けに持ち込んだが、日本代表は1勝も挙げることができずに大会から姿を消している。

●オーストラリア戦の先発メンバー

▽GK
川口能活

▽DF
坪井慶介
宮本恒靖
中澤佑二

▽MF
駒野友一
中田英寿
福西崇史
三都主アレサンドロ
中村俊輔

▽FW
柳沢敦
高原直泰

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