【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)は、段ボールに写真を貼り付けた約1万3000人の仮想サポーターを観客席に並べて再開後のホーム初戦を迎えることが見込まれている。ドイツ『ZDF』などが伝えた。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
新型コロナウイルスの影響により中断されていたブンデスリーガは、欧州主要リーグの中では先陣を切って先週末から再開。ボルシアMGは16日にアウェイでフランクフルトと対戦したのに続いて、現地時間23日にはホームにレバークーゼンを迎える。
無観客試合として開催されるスタジアムの観客席を埋めるため、ボルシアMGは“段ボールサポーター”計画を進めていることが以前から報じられていた。サポーターが自身の写真を提出しつつ19ユーロ(約2200円)を支払うことで、等身大にプリントした写真を段ボールに貼り付けて製作したパネルが観客席に設置されるというものだ。
計画スタート時に伝えられていた「5万人」という満員の観客には届かないまでも、約1万3000人分の段ボールサポーターが準備されたと報じられている。パネルやマネキンなどを用いた同様の試みはこれまでにも各国のスタジアムで行われてきたが、その中でも最も大規模なものであり、どのような光景が実現するのか注目が集まることになりそうだ。
一方英紙『デイリー・メール』によれば、イングランドでは7部リーグのルイスFCが同国では初めて同様の試みを実行しているという。下部リーグのクラブが今後直面すると予想される経営難への有効な対処法になる可能性があると同紙は伝えている。
【了】