【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティの指揮官に就任した元オランダ代表のヤープ・スタム監督が、クラブからの発表で起きた珍事について語った。
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FW久保裕也が所属するFCシンシナティは21日、ヤープ・スタム氏の監督就任を発表した。その際にSNSに投稿した画像が話題になっている。
「ようこそヤープ・スタム」と文字の入った画像にスキンヘッドの男性の写真を投稿したFCシンシナティ。しかし、この写真が全く別の人間であることがすぐに話題となり、クラブは「再掲:我々の実際の新監督ヤープ・スタムです」と記して差し替えた。すると、MLSの様々なクラブが反応している。
まず、コロンバス・クルーがFCシンシナティのツイートにリプライする形で俳優ジェイソン・ステイサムの写真を掲載して「おめでとう、ヤープ」とつぶやくと、スキンヘッドの有名人を投稿する流れが生まれ、ニューヨーク・レッドブルズは「ウェルカム、ヤープ」と記した上で俳優マーク・ストロングの写真を投稿。サンノゼ・アースクエイクスはブルース・ウィリスの写真でこれに便乗した。
スタム監督は22日、会見でこの騒動について聞かれると、「昨日はたくさんミーティングがあったりして忙しかったんだ。だから、ドッペルゲンガーを使わせてもらったよ」と冗談で返答。他クラブからの反応については、「見させてもらった。私に送ってきた人もいる。ありがたいことだね」とコメント。「戦いが終わったときは、お互いに笑い合うことができる。我々はそうやってやっていきたい」と語り、ユーモアあるリアクションを歓迎する姿勢を示した。
なお、FCシンシナティが最初に発表した際に使われた写真は、アヤックスのユースチームでコーチを務めるティヌス・ファン・デュネンブルック氏だとのちに判明している。
【了】