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Jリーグ 5年前

サンフレッチェ広島、歴代ガッカリ外国籍選手5人。Jリーグに適応しきれなかった4大陸の勇士たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

あまりに重かったアフリカンDF

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2002年J1・1stステージ第2節:柏レイソル戦の先発メンバー

ミシェル・パンセ・ビロング(元カメルーン代表)

生年月日:1973年6月16日(当時28歳)
在籍期間:2002年
J1通算成績:25試合出場/0得点

 1998年フランスワールドカップにカメルーン代表として出場した実績を持つ、身長192cm体重90kgの巨漢センターバックだった。空中戦の強さは圧倒的だったものの、見た目通り動きが鈍重でスピードに欠け、サンフレッチェのJ2降格を阻止するほどの活躍は見せられなかった。

 ロシアのアンジ・マハチカラからの期限付き移籍だったため、広島でプレーしたのは1年のみだった。2001年にはカメルーン代表の一員としてFIFAコンフェデレーションズカップに出場するため来日していた。当時アンジの前に1999年まで所属していた韓国の城南一和天馬時代に740万ウォン(現在のレートで約74万円)相当の小切手を盗んだ容疑をかけられてクラブから訴えられ、代表チームから追放されたと英『BBC』が報じるなどいわくつきの選手でもあった。

●2002年J1・1stステージ第2節:柏レイソル戦の先発メンバー

▽GK
下田崇

▽DF
沢田謙太郎
ミシェル・パンセ・ピロング
川島眞也
駒野友一

▽MF
梅田直哉
森崎和幸
森崎浩司
藤本主税

▽FW
大木勉
久保竜彦

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