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世界最高の中盤は誰だ! セントラルMF能力値ランキング1位~5位。ポグバにカンテ…首位に立った名手とは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:リバプールの汗かき役

ジョルジニオ・ワイナルドゥム
ジョルジニオ・ワイナルドゥムの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ジョルジニオ・ワイナルドゥム(オランダ代表/リバプール)
生年月日:1990年11月11日(29歳)
市場価格:5000万ユーロ(約60億円)
今季リーグ戦成績:28試合出場/3得点0アシスト


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「最強」を証明し続けているリバプールを中盤で支えているオランダ代表戦士。チームを率いるユルゲン・クロップ監督から全幅の信頼を寄せられている選手の一人であり、シーズンを重ねるごとに着実に評価を伸ばしている存在だ。昨季にチームのチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献した29歳のオランダ人MFは、今季も主力としてピッチで奮闘。リーグ戦ではここまで28試合に出場するなど、首位を快走するチームを変わらずサポートし続けている。

 ジョルジニオ・ワイナルドゥムは、元オランダ代表MFのエドガー・ダーヴィッツを彷彿とさせるかのようなハードワークを発揮できる選手だ。運動量が非常に豊富で、90分間走ることを止めずに果敢にボールへ絡んでいく。身長は175cmと大柄なタイプではないが「フィジカル」の強さも兼備しており、ハードかつクリーンなタックルで確実に相手の勢いをストップさせることを可能としている。まさに“汗かき役”を担うことができる選手と言え、こうしたプレースタイルはリバプールにおいて欠かせないものとなっている。

 そして、ここ最近は得点力も著しく向上。昨季のCL準決勝2ndレグのバルセロナ戦ではチームを大逆転勝利に導く2ゴールを挙げるなど、とくに大舞台での勝負強さが逞しい。ミドルシュートだけでなく「空中戦」にも長けるのがポイントだ。また、もともとウイングとしてプレーしていたワイナルドゥムは「ドリブル」のキレ味も十分。足元の技術も高水準にあるため、ゴール前へ果敢に侵入してチャンスメークすることも。攻守両面での仕事ぶりは特筆すべきものがあると言えるはずだ。

 ワイナルドゥムの能力値を見てみると、大きく数値を落としている項目がないのがわかる。攻守両面において穴の少ない選手であるという証拠だ。今回はセントラルMFランキングの4位となったが、ここ最近の活躍ぶりを見てもトップ5入りは妥当と言えるのではないだろうか。

【次ページ】3位:マンUの大型MF

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