Jリーグの村井満チェアマンは19日、同リーグの第5回理事会後にオンラインで記者会見を行った。その中で、リーグ戦再開に向けた現時点での見通しを明かしている。

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　今月21日に新型コロナウィルス対策に関する政府の専門家会議が予定されている。その翌日、Jリーグは日本プロ野球機構（NPB）との新型コロナウィルス対策連絡会議を行う予定で、そこで専門家から助言を受けた上でリーグ戦再開に向けた議論に入るという。

　だが、「22日のタイミングで再開の具体的なプランを決めることは現実的にはしないつもり」と村井チェアマンは述べている。

「考えがまとまったとしても、その後、翌週にかけて選手会との協議も必要ですし、クラブの契約担当者や強化担当者との協議も必要ですし、実行委員会の最終確認も必要なので、29日頃をめどに我々の方針をまとめたい」

　村井チェアマンは「まだ29日と決めているわけではない。少なくともステークホルダーとのコミュニケーションは1週間かかると見込んでいる」と念押ししたが、多くの地域で緊急事態宣言の緩和などが進んでいる状況なども踏まえつつ、しっかりと時間をかけてリーグ戦再開の時期を模索していくようだ。

【了】