【写真:Getty Images】
トルコサッカー連盟(TFF)のニハト・オズデミル会長は、順調に状況が推移すれば7月にも観客のスタジアム入場を認められるのではないかという見通しを示した。トルコ『CNN』が16日付でインタビューを伝えている。
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トルコでは新型コロナウイルスの影響により中断されているリーグ戦の再開決定を今月6日に発表。6月12日から無観客試合の形で再開される予定となっている。
すでに再開されたドイツのブンデスリーガや、今後再開を予定している各国リーグも含めて、当面はウイルス感染予防のため無観客試合の開催が濃厚。欧州では今季中の無観客は確実視され、来季まで影響が及ぶのではないかとの見方も強い。ワクチンが完成するまで、来年に入っても無観客が続くのではないかとの予想もある。
だがニハト会長は楽観的な見通しも示した。「ピッチ上でシーズンを終えたい。再開を決めた国の中には我々より状況が悪い国もある」と述べ、「最初の目標は観客なしでプレーすることだ。順調にいけば、おそらくは7月にはファンを入れて試合を行えるかもしれない」と続けている。
トルコではこれまでに累積14万人以上の新型コロナウイルス感染者と4000人以上の死亡者が報告され、ピーク時よりは落ち着いたとはいえ1日1500人前後の新規感染者数増加が続いている。国内リーグ再開に続いて、8月頃にはイスタンブールでのチャンピオンズリーグ決勝開催も見込まれているが、状況は改善へ向かうのだろうか。
【了】