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ファルカオ、ゴール後の抱擁禁止に疑問「プレー中はずっと接触があるのに…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ラダメル・ファルカオ
【写真:Getty Images】

 トルコのガラタサライに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、選手たちがゴールを祝う際に、新型コロナウイルス感染予防対策として接触を避けなければならないことに疑問を呈している。

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 パンデミックの影響により中断されていた欧州各国リーグは、すでにシーズン打ち切りを決めたフランスなどの数ヶ国を除けば再開へ向かいつつある。現地時間16日には、主要リーグの中では先陣を切ってドイツのブンデスリーガが再開された。

 感染予防対策として、試合は無観客で開催されることに加え、選手たちも可能な限り距離を取ることを求められる。ドイツでも握手やハグなどを避けるべきとするガイドラインが定められており、16日の試合でも選手たちが距離を取ったまま得点を祝う様子や、手の平でのハイタッチに代えて“肘タッチ”を交わす場面などがみられた。

 今後再開される他国のリーグでも同様の措置が予想される。だがファルカオは、自身の公式ツイッターアカウントで「ゴール後に抱擁を認めないことに技術的な理由があるのだろうか?」と疑問を呈した。

「試合中にはずっと、選手たちは接触を続けている。コーナーキックの場面ではDFたちに囲まれている。壁を作る時もみんな一緒だ」とファルカオ。ゴールを祝う時だけ密着を避けることに意味はないのではないかと問題提起している。

 ブンデスリーガでも、ヘルタ・ベルリンだけは16日の試合でゴール後に選手たちが抱擁を交わして喜びを表現していた。ブルーノ・ラッバディア監督は、感情を表せないようであればプレーする意味がないとして、ガイドラインに反対する姿勢を示している。

【了】

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