【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガが現地時間16日に再開した。ヨーロッパ主要リーグで最初のリスタートとなったが、本来の姿を取り戻すにはもう少し時間が掛かりそうだ。
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ブンデスリーガ1部は16日、デイゲームで5試合が開催された。その中で最初にゴールが生まれたのはボルシア・ドルトムント対シャルケのレヴィア・ダービー。29分にFWアーリング・ハーランドが決め、再開第1号ゴールとなっている。
ダービーマッチでの先制点。通常であれば、ファンも選手も感情が爆発するシーンだ。しかし、スタンドは当然無観客のため歓声はなく、ゴールを決めたハーランドは体を揺らして笑顔で控えめにダンス。味方もソーシャルディスタンスを意識し、距離をあけて手拍子をするだけだった。
その後、3点を加えたドルトムントは、ホームで宿敵シャルケに完勝。翌日にウニオン・ベルリンとのゲームを予定している首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差を1とし、暫定で2位につけている。
ゴールを祝うハグも握手もないダービーマッチ。現在の状況を考えれば当然のことではあるが、スタジアムが普段の熱気を取り戻すには、まだ時間が必要になりそうだ。
そういった状況で、新たなスタイルもみられている。ハグも握手も禁止された中、同時刻に開催されたライプツィヒ対フライブルクでは、先制点を決めたフライブルクのマヌエル・グルデが両肘を外につきだし、チームメートが次々と肘でタッチ。そのほかの試合でも同様のパフォーマンスが見られており、これからトレンドになるかもしれない。
【了】