【写真:Getty Images】
ユベントスに所属する25歳のフランス代表MFアドリアン・ラビオがエバートンへの移籍を望んでいるようだ。15日に仏紙『レキップ』が報じている。
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新型コロナウイルスの影響でリーグ戦は中断されているが、新規の感染者数や死亡者数が減少傾向に転じたことで、4日から各クラブで選手の個別トレーニングが可能となった。18日にはグループのトレーニングを行う見通しで、6月13日のリーグ再開を目標に各クラブが準備を進めている。
多くの選手がトリノに戻ってくる中、ユベントスにまだ合流していないのはラビオとFWゴンサロ・イグアインの2人だった。ラビオについては、経済的打撃を緩和するための対応としてユベントスが全選手に実施した4ヶ月分の給与カットに抗議する「ストライキ」として合流を拒否しているとの報道もあった。
だがラビオはその報道に答えるように12日夜にインスタグラムでメッセージを投稿。「ストライキの最後の日」というコメントに泣き笑いの絵文字を添え、報道を笑い飛ばす姿勢を示した。クラブが合流に関して具体的にどのような指示を出していたかは定かではないが、ラビオ自身は合流が遅れたとは捉えていない様子。クラブとの間に問題はないように思えるが、その一方でユベントスがラビオの売却を検討しているとの情報もある。
同紙によると、ラビオもエバートンへの移籍を望んでいるという。カルロ・アンチェロッティ監督が指揮官を務めるクラブであることが理由のようだ。ラビオがパリ・サンジェルマンに所属していた2012年にトップチームデビューへ導いた恩師でもある。ユベントスとの契約は2023年6月まで残っているが、果たして夏に移籍することになるのだろうか。
【了】