【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響により中断されていたリーグ戦が再開されるドイツ・ブンデスリーガでは、監督がベンチでマスクを着用しなければならないという義務が撤回されることになった。独紙『ビルト』が伝えている。
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ブンデスリーガ1部および2部は、中断されていた欧州主要リーグでは最も早く現地時間16日から再開。各試合は当然ながら無観客で開催され、他にもウイルス感染予防のため様々な対策が実施されることになる。
その対策のひとつとして、ベンチの監督がマスクを着用することも義務付けられていた。ピッチ上の選手に指示を出す時にはマスクを外してもいいが、またすぐに装着しなければならないと規定されていた。
だがドイツサッカーリーグ機構(DFL)ディレクターのアンスガー・シュヴェンケン氏は、この規定の撤回を明らかにした。「監督や控え選手は、十分な距離を取れない場合にはマスクを着けなければならない。少なくとも1.5m離れれば十分な距離が確保される」と同氏はコメントしている。
「選手への指示や、表情やジェスチャーでの意思伝達など、マスクは監督としての仕事を著しく制限する。予防措置としては距離を取るだけで十分だと考えている」とシュヴェンケン氏は続けている。
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