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Jリーグ 5年前

横浜F・マリノス、歴代ガッカリ外国籍選手6人。SNS中毒で追放、4日で解雇…謎多き助っ人たちの系譜

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アルゼンチン路線への回帰は…

Fmarinos_2010Bastianini
2010年J1第5節:清水エスパルス戦の先発メンバー

パブロ・バスティアニーニ(アルゼンチン出身)

生年月日:1982年11月9日(当時27歳)
在籍期間:2010年〜2011年
J1通算成績:6試合出場/0得点

 かつてのマリノスのようなアルゼンチン路線の復活となるかに思われたが、バスティアニーニの補強は明らかな失敗だった。イングランド3部やギリシャ、ベネズエラでのプレー経験を持つ変わり種ストライカーは練習試合でも全く通用しない有様で、リーグ戦は6試合の途中出場のみだった。

 網膜剥離で戦線離脱を強いられた時期もあったが、身長187cm体重80kgという大柄な体格がピッチ上で活かされることはなく、もちろん6試合で1つのゴールも奪えなかった。

 それでも2011年もマリノスに残留する。だが、同年3月11日に発生した東日本大震災を受けて「生まれたばかりの子どもがいるため、震災後に帰国した家族の強い要望もあり、帰国して家族のもとで新たな道を歩み続けることを決断しました」というコメントを残して4月15日付で契約解除に。アルゼンチンへ帰国した。

●2010年J1第5節:清水エスパルス戦の先発メンバー

▽GK
飯倉大樹

▽DF
波戸康広
中澤佑二
栗原勇蔵
田中裕介

▽MF
兵藤慎剛
小椋祥平
清水範久
中村俊輔
山瀬功治

▽FW
渡邉千真

※バスティアニーニは後半開始から栗原勇蔵に代わって途中出場

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