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世界最高の左ウイングは誰だ! LWG能力値ランキング1位~5位。総額約730億円の男たちが集結! トップは誰の手に?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:世界王者を支える男

サディオ・マネ
サディオ・マネの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:サディオ・マネ(セネガル代表/リバプール)
生年月日:1992年4月10日(28歳)
市場価格:1億5000万ユーロ(約180億円)
今季リーグ戦成績:26試合出場/14得点9アシスト


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 ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーとともにリバプールの攻撃陣を牽引するセネガル代表FW。昨季はチームのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献し、リーグ戦では22得点を叩き出し自身初のプレミアリーグ得点王に輝くなど印象的なパフォーマンスを披露した。そして今季はアフリカネーションズカップを決勝まで戦った影響で合流が大幅に遅れたものの、疲労の影響を感じさせないタフネスぶりを発揮してほぼフル稼働中。リーグ戦ではここまで26試合で14得点9アシストを記録中と相変わらずの存在感を放っている。

 2016年にリバプール加入以降、着実に成長を果たしているサディオ・マネ。そんな同選手は近年、フィニッシュワークがしっかりと向上している。ボールを受けてからシュートに至るまでの動きに無駄がなく非常にスムーズなため、相手がブロックに入る前に足を振り抜くことができる。ボールコントロールの良さはもちろんのこと、ゴールと自分の位置を瞬時に把握する空間認知力にも優れていると言えるだろう。また身長は175cmながら、跳躍力を活かした「空中戦」でも強さを発揮。サイドだけでなくボックス内でもしっかりと仕事を果たせるのが、マネの魅力と言える。

 そしてなんといっても「94」という数値を叩き出した「スピード」だ。相手を一瞬でぶち破る加速力があり、ボールを持った状態でもその速さを維持できるのが驚異的。わずか1本のパスで一気にゴールまでボールを運んでしまうことができるモンスターであると言えるだろう。もちろん攻撃面だけでなく、守備面でも「スピード」は威力を発揮。ボールホルダーに対する寄せが非常に素早いため、相手に余裕を与えることがない。ここはマネの最大の武器と言っていいだろう。

 ユルゲン・クロップ監督の下で「世界最強」を証明し続けているリバプール。現在は悲願のプレミアリーグ制覇への期待が高まっているが、その目標へ向けてマネの力はまだまだ必要となるはずだ。

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