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Jリーグ 5年前

柏レイソル、歴代ガッカリ外国籍選手5人。ミューレル、サーシャ…エースの期待を裏切った者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

高額な移籍金を支払ったが…

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2015年J1・2ndステージ第6節:ヴィッセル神戸戦の先発メンバー

エデルソン(ブラジル出身)

生年月日:1989年3月13日(当時26歳)
在籍期間:2015年〜2016年
J1通算成績:18試合出場/2得点

 2013年にアトレチコ・パラナエンセで21得点を挙げ、ブラジル全国選手権得点王に輝いた実績の持ち主。2014/15シーズンにはUAE1部のアル・ワスルでリーグ戦14得点を記録する活躍を披露し、2015年夏に推定4億円とも言われる移籍金が支払われ、鳴り物入りで柏に加入した。

 吉田達磨監督に冷遇されてヴィッセル神戸へと移籍したレアンドロに代わる新たな得点源としても期待されていた。しかも、初先発となったJ1リーグ戦の2ndステージ第6節・ヴィッセル神戸戦でいきなりゴールを挙げたことで、期待はさらに膨らんだ。

 しかし、テクニックやスピードに秀でる一方で運動量が少なかったことも影響してか、吉田監督や2016年3月から指揮を執った下平隆宏監督からの信頼を掴みきれず出場機会は限定的に。最終的にはJ1リーグ戦で18試合2得点と、高額な移籍金に見合った活躍を見せられないまま2016年夏にヴァスコ・ダ・ガマへの期限付き移籍という形でブラジルへ帰国した。

 アル・ワスルからの加入時に長期契約を結んでいた影響か、2017年夏のアトレチコ・パラナエンセ移籍や2018年夏のフォルタレーザへの移籍は、すべて柏からの「期限付き移籍」と発表されていた。現在はフォルタレーザへの完全移籍に切り替わっているようだ。

 Jリーグ主管試合では例外なき場合50番までの着用しか認められていないため、背番号「11」が与えられていたが、AFCチャンピオンズリーグではエデルソン自身のこだわりから「11」ではなく「77」を着けていたことでも知られる。国内リーグ戦と国際大会で背番号が異なる珍しい選手だった。

●2015年J1・2ndステージ第6節:ヴィッセル神戸戦の先発メンバー

▽GK
菅野孝憲

▽DF
キム・チャンス
鈴木大輔
エドゥアルド
輪湖直樹

▽MF
大谷秀和
秋野央樹
小林祐介

▽FW
クリスティアーノ
工藤壮人
エデルソン

【了】

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